今日はクイズ形式で“口のふしぎ”の話。
さてさて,ここに典型的な和食があります。
焼き魚に煮物,野菜にみそ汁,そしてご飯。一方,ファーストフードがあります。
さて,どちらを食べている人が,健康でしょうか?
聴衆:そりゃ和食ですよね。
それでは,次は“出す方”の話。
どちらの,うんちをしている人の方が健康でしょうか?
1:バナナタイプ 2:ビチビチタイプ
聴衆: そりゃバナナタイプに決まっている。
それでは,これを組み合わせてみましょう。
1:典型的な和食を食べて,ビチビチタイプをしている人
2:ファーストフードを食べてバナナタイプをしている人
さあ!
どちらが健康でしょう?
聴衆:そうきたか~!こりゃ難問じゃな!
そう! 私も聞かれたら悩むと思いますが・・。さてあなたはどちらですか?
こんなことを考えたら脳の中では,ドーパミンがジャーと溢れ出しちゃいますし,NK細胞も活性化されガン細胞も驚いて逃げちゃいます。
歯の話を聞きながら,ガンの予防にもなる講演会って,世界中でこの講演会くらいですよ。
こんな“おもしろクイズ”がてんこ盛りで話は進みます。
試験ではないので,隣の方とも相談自由。 しかも,主催者から大奮発。
本日は,子どもの心に戻ったつもりで,歯や口に関する話題を通じ,
口の中のふしぎ・ふしぎについて一緒に考えてみましょう。
今日はクイズ形式で歯と健康の話。
江戸時代の儒学者 貝原益軒と言えば「養生訓」を著した方。
古今東西の健康法を集め,実践したおかげで,
当時としては83歳の画期的な長寿を得ることができました。
養生訓には,歯にまつわる健康法もたくさん書かれています。
その中で私が興味を持ったのは以下の話です。
“朝,ぬるま湯で口をすすぎ,塩で歯グキを磨き,お湯で20~30回口をすすぐ,
このすすいだお湯を粗布でこし,お椀に入れる。“
これが“ある薬”になると書かれているのです。
さてみなさん!
以下の,どの薬になると思いますか?
1:風邪薬 2:目薬 3:毛生え薬
こんなことを考えたら脳の中では,ドーパミンがジャーと溢れ出しちゃいますし,NK細胞も活性化されガン細胞も驚いて逃げちゃいます。歯の話を聞きながら,ガンの予防にもなる講演会って,世界中でこの講演会くらいですよ。
こんな“おもしろクイズ”がてんこ盛りで話は進みます。
試験ではないので,隣の方とも相談自由。
本日は,子どもの心に戻ったつもりで,噛むことにまつわる話題を通じ,歯の健康について一緒に考えてみましょう。
主な内容
1:シニア層に聞く!若い間にしておけば良かった後悔 トップ3とは?
2:貝原益軒,うがい後の湯が“ある薬”に?
3:この方,何歳?
4:この2人の関係は?
5:“家”の語源とは?
“野生動物は歯を失うと命にかかわる”といわれます。歯科医師の立場からも,これは本当なのか?自分の目で確かめたいと思ってきました。
数年前,アフリカの大草原をサファリカーで走っていたら,ゾウの下顎骨が落ちていました。臼歯部の凸凹は、すり減ってありません。監視員は“このゾウは噛めなくなって死にました。”と言いました。まさに,この象は天寿を全うしたのです。
さて現在,日本人の平均寿命は男性約81歳・女性は約87歳(2020年)と,65歳以上人口が,全国民の21%を超える超高齢社会となっています。しかし,人間の社会だけでなく,動物園の動物達も高齢化が進んでいます。
一方で獣医師は,かつて見られなかった病気が増えていると言います。それが歯に関するものです。そこで動物を長生きさせるために,大型の肉食獣などは全身麻酔で,歯周病予防のため歯石の除去などを行なうこともあります。
動物園では,昨日まで元気であった動物が,翌朝には死んでいることがあります。野生動物は,どれだけ体調が悪くても,他の動物に気づかれない様にしています。気づかれると殺されるからです。例えば,ライオンは,弱ったシマウマから襲います。 動物園の動物も同じ習性があり、最後まで我慢し息絶えたのでしょう。すると獣医師は,早く体調が悪かったことに気がつけば,助けられたのではないかと考えます。
では,体調の悪さは,どこを見ればわかるのでしょうか? それは“食欲”です。
そもそも,自然界には食物が少ないので,食欲がなければかなり体調が悪いのです。では,食欲がなければ,まずどこを見ると思います?
そこでまずチェックするのが“口の中”です。
そう!歯は“むし歯や歯周病になるため”や“磨くために”生えてきたのではありません。歯は獲物を捕らえ,噛むために生えてきたのです。
噛むことにまつわる話は、知ってそうで知らないことばかりです。そこには、一生健康で過ごすための知恵がたくさんつまっています。 まさに“宝の山”なのです・・・ということで、今回は、動物を題材とし歯と口の健康について考えてみましょう。
現在,小児期の齲蝕は減少したが,口腔機能発達不全症など新たな問題が急増している。
私は,長年障害を持つ小児の診療に携わってきたが,齲蝕・歯周病だけでなく口腔機能にまつわる問題に悩まされてきた。
しかし,これが一般の小児にも増えているとしたら,それは何を意味しているのだろう。本来獲得されうるレベルまで,小児の口腔機能が発達していない可能性がある。
小児期の“わずかなひずみ”は,次第に拡大し“大きなひずみ”となって現れる。したがってこの“ひずみ”の原因を考え,取り除くことは発達期における主要な課題である。「口は食物が最初に入る場所であるから,食物が変われば最初に変わるのは口ではないか」と考えている。発達期の口腔機能の低下の問題も,これらと同じ現象ではなかろうか。小児の口腔は,その時代や生活環境を映し出す鏡である。今回は,口呼吸を始めとした,小児の口腔機能発達不全症とその対策について考えたい。
動物にも高齢化の問題があり、同じ生き物として共通の課題があることが興味深かったです。
ありがとうございました。
平均寿命が延びた分、楽しい人生を送りたいものです。しかし実際には生活習慣病などで、寝たきりを余儀なくされている方々があまりにも多いのが現状です。歯は、直接命に関わることは少ないですが、おいしい食事をし、楽しい人生を送るためには不可欠だと思います。 歯や口腔の健康を維持することは、まさに健康の科学だと考えています。今回は、このような観点から話をさせていただきました。どうもありがとうございました。